対象者を確認したいB型肝炎給付金請求

B方肝炎に感染しているというだけでは、B型肝炎給付金請求を行う事ができません。集団予防接種を受けた人や、2次感染などが認められた場合にB型肝炎給付金請求が可能になります。

ですので、ウイルスに感染している人は、感染経路を調べる事で、B型肝炎給付金請求の対象者であるか確認しましょう。B型肝炎給付金請求は、無制限に手続きが可能ではありませんので、忘れない間に確認しましょう。

B型肝炎給付金請求の対象であるかどうか確認するには、弁護士事務所に相談すると確認してもらう事ができます。また、対象者である事が確認できれば、それ以降の必要な手続きについても対応してもらう事ができます。

裁判所による和解手続きが必要なB型肝炎給付金請求

無事にB型肝炎給付金請求を行うには、裁判所による和解手続きが必要になります。手続きに不備があるとB型肝炎給付金請求を行う事はできません。

ですので、B型肝炎給付金請求は決められている期限内に正確に行う必要があります。しかし、B型肝炎給付金請求は自分で手続きをしないといけない分けではありませんので、心配する必要はありません。

B型肝炎給付金請求のための裁判所による和解手続きを行うには、法律事務所に頼む事ができます。法律事務所に頼むと確かに費用は必要になりますが、必要な手続きを自分の代わりにすべて代行してくれますので、手続きの方法がわからなくても特に問題ではありません。

昭和23年７月１日から昭和63年１月27日にかけて、集団予防接種が行われる際には、同じ注射器を連続して使用されてました。その結果、B型肝炎に感染してしまった患者さんが全国で40万人近くいると言われています。

国はその責任を認めて、現在はB型肝炎給付金が支払われるようになっています。

手続きの方法は、法律事務所を通して国に対して訴訟を起こし、和解金をいただくという形になります。国に対して訴訟を起こすというと二の足を踏みそうですが、そこでは病態によってB型肝炎給付金の金額が決定されることになります。

慢性的な症状や肝硬変などが発症していれば、最低でも1250万円以上のB型肝炎給付金が支払われることになります。