過払い請求の知識。大阪の弁護士に債務整理、B型肝炎訴訟に相談

亡くなった人の債務整理

亡くなった人の借金については、死後一定の期間の間に相続放棄の手続きを行う事が多いかと思います。

しかし、その期間内に手続きを行わなかった場合には、相続人は借金の返済を行っていかないといけない事になります。亡くなった人の借金で、返済が困難になった場合には債務整理をしないといけない事も考えられます。

全く関係のない家族の借金を肩代わりし債務整理を行うなんて大変ですね。債務整理を行うと自分が破産しないといけなくなってしまう可能性もあり、生活に多大な影響が出る事も考えられます。

そうならない様に、亡くなった家族が借金を抱えていないかどうかの確認はしっかりと行い、相続放棄までを無事に行いたいですね。

返済が困難になった時は債務整理がお勧め

借金をしている人の中には急激な収入の減少などにより支払いが難しくなる事があります。返済が滞る事で催促の電話が行われ、応じられない場合には取り立てを受ける事になるなど、状況は徐々に悪化する事になります。債務整理は借金返済が困難になった場合、法律を利用して借金問題を解決する事が出来る方法で、債務整理には裁判所を利用しない任意整理、裁判所を利用する自己破産、特定調停、個人再生と言う4種類の方法が用意されています。

どの方法で借金問題を解決すれば良いのかは、弁護士や司法書士と言った法律の専門家に依頼するのがお勧めです。

債務整理したら未来がどうなるのか

債務整理をしてその後の未来がどうなるかが心配になる人もたくさんいます。基本的には今までと何ら変わりのない生活を送る事ができます。

ただし一つだけ変わる事があります。それは債務整理をした事実が信用情報登録機関に掲載されるので、携帯電話の分割支払いを含むすべてのクレジット契約やカードローンが使えなくなります。

信用情報登録機関に記載されている5年から10年はカードローンなどは利用できません。そのため債務整理をした後には全てを現金で生活する覚悟が必要になります。手続きの方法によっては資格制限が入るので確認が必要です。

債務整理に必要な書類について

債務整理には過払い金請求や任意整理や民事再生や自己破産などの手続きがありますが、それぞれの手続きによって必要な書類も異なります。

住民票や戸籍謄本や所得証明や貸金業者との取引履歴や契約書や保険証券や通帳や車検証など債務整理の手続きに必要な書類はたくさんあります。

弁護士に手続きを依頼している場合は、これらを速やかに収集して速やかに弁護士に提出することで手続きもスムーズに進みますし、借金問題の早期解決にもつながります。

協力的な姿勢を見せることで弁護士との信頼関係を築くことにもつながります。ほとんどが役所などで発行してもらうことができるものなので積極的に集めましょう。

債務整理では社会的信用も大事にしたい

債務整理を行うと、借金の減額は可能になりますが、官報に掲載されることもあります。個人再生と自己破産を行っている人は、官報に掲載され、情報を誰もが知ることのできる状況になります。

借金を整理していることが情報として掲載されると、社会的信用が失われてしまうと考える人が多いですが、一般の人はあまり閲覧することがなく、クレジット会社や金融業者が重要な確認事項として参考にする場合があることや、闇金業者の目に留まってしまうことを覚えておきましょう。自己破産などの最終手段を取る前に、借金額や返済期間を弁護士ともう一度確認して、信用を残せるような債務整理方法を考えると良いでしょう。

債務整理関連